Heychanの「今日の一言」SS

（例によって、二幕構成のお芝居でしたが）(^^;)
「やる！」と聞いて、「えっ？！」と思いつつもキョーミはあり
どうしようかなー、と考えてるウチに開幕した
「ミュージカル　北斗の拳」（爆）
なんとなく世間もちょっと（一時的に？）落ち着いてきたし
えいやっと、見てきました。



ギリギリにチケット取っただけのことはあって、なのか
いちおうＳ席なんだけど、３階の右端とポジションはいまいち。
（でも、上からオーケストラボックスが覗けるのはちょっと面白かった）

まぁ何しろあの原作（笑）を、２時間ちょいの、しかもミュージカルにするというので
どうなることか？！というのがそもそものキョーミ深いとこだったんですが
やはりというか、「ケンシロウってこんな性格だったっけ？」みたいな感じで
わりと良く喋るし（そして一度だけ踊った）（笑）、けっこう”迷い”がある（特に前半）。
でも、ビジュアルがかなりイメージ通りで（筋肉も含めて）
とにかくアクションがカッコ良い！

（以下、若干ネタバレ含んでちょっと続きます）

キャラでいくと、やはりネックは原作で一番人間離れした描写のラオウでしたねぇ。
どうしても人間の体格になってしまうので、見た目のインパクトから来る
”圧倒的な強さ”が、ちょっと薄いです。
少し（ギャグにならない程度のさじ加減が難しそうだけど）
肉襦袢かなんかあっても良かったかも。

あとの皆さんは、ヒジョーにイメージを捉えていたと思います。
ただ、描写としてはレイやトキは、もうちょっと強さを見せて欲しかったなぁ。
特にレイは、見せ場が無さ過ぎ(^^;)。

ミュージカルということで、唄が入ることについては
驚くほど違和感なかったです。
”心に残る”とまではいかなかったけど（汗）、その場その場でしっかり心を打った。
シーンとしては、プログラムでけっこう”オススメ”的に書かれていた
若き日のラオウとトキの場面、というのは僕にはそれほど響かなかった。
バットが出てくる場面が、どこもとても良かったです。

なにげに楽しみにしていた「黒王号」（ラオウのウマ）が、ちゃんと出てきたのは嬉しかった（笑）。
しかし最後の最後で、”あの有名なセリフ”を言った後に
ラオウが文字通り「昇天」するのだけは、やめて欲しかったです！
（ギャグマンガの１シーンにしか見えなかった）（大爆）

まぁでも、全体的にとても面白かったし、そこここで感動もしたし
なにしろケンシロウが想像以上に良かったので
見に行っておいて正解でした！

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